6月に入り、体重計との戦いにいささか疲れた12日目、とんでもないことに気付いてしまったので、ここに書き残したいと思う。
ある計画を立てた。
2年ほど前にロードバイクで兵庫から大阪、大阪から兵庫を年に何度か行き来できるかチャレンジし、見事全部クリアした。
仕事を変えて、ロードバイクとの付き合いも少し離れた頃、また乗らなきゃいけない機会に恵まれ、それから何度か仕事で乗り回す日々が続いた。
そして、1年と少し経った今、仕事に余裕が出て来て、また大阪から兵庫、兵庫から大阪を行き来してみようと思い、今日に至る。
昨日、朝4時30分に10キロ離れた仕事場に行き、そして、13時30分まで仕事をし、その足で大阪に向かった。
約4時間で着いた。
天王寺からの道がややこしく、何度か迷ったが、なんとか実家に到着ぴかぴか(新しい)
できない訳はないと思っていた。
仕事終わりに何度か60キロをこいだことがあったから。
そして、猫と遊んでパン食べて兄ちゃんとお父さんと話して寝た。
っで、計画では、墓参りをしようと思っていたが、片道20キロを朝4時くらいからこいで行く気にはなれなかった。
兵庫に帰られるのかが心配だったから。
それで、朝6時ごろに玄関掃除して、ゴミ出して、朝ごはん食べて出発。
朝は涼しかった。
天王寺までは余裕で行けた。
そこから、何度か迷って弁天町みたいなところに迷い込んで、いささか遠回りをしたけれど、体もしんどいってなったけど、何度も何度も、大丈夫、できる、やったことがある、心配すんなって励ましながら、進んだ。
まだ半分にも行っていなかったけど、なんとか道筋を見出し、進むことができた。
それで、かっこいい男の人に出会った。目の保養だった。途中まで一緒だった。
実は昨日も見た。また別の人やけど、ふくらはぎがおたまじゃくしくらいに膨らんでいた。かっこいい。負けたくない。ってな感じで、追いついたり追い越されたりの繰り返しを何度かして、結局どっかで別れ別れになった。
女性でロードバイクを乗る人は見かけなかったけれど、街の中を進むと、ママチャリをこぐお母さんを何人か見たし、お父さんも見た。
手を引かれながら、お父さんと幼稚園に行くのだろう。
みんな大切な何かを背負っていて、自分の愛する人のために、その命を使う。
守りたくて、愛したくて、その貴重な時間の中で絆を結んでいく。
あとどれくらい生きられるかなんて分からない。でも、出会えたからこそ、芽生えた気持ちがあり、いっしょにいた過去が思い出となってみんなを繋げる。
大切な人のこと忘れていませんか?
ありがとうやおめでとうをちゃんと伝えていますか?
たまには思い出してあげてください。
父や母、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟、妹、近所のおっちゃんやおばちゃん、友人や年下の子供たち、学校の先生、先輩、後輩、会社の同僚、今まで自分に関わってくれた誰かのことを思うと、自然と力が湧くはずなんで。
そういう風に思ってみても良いんじゃないか?なんて思います。
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