たまにこんな話を聞くことがある。
もしも一番最悪な日が繰り返されてしまうのなら、お前はどうする?
兄が言った。
もしも同じ日が一生続いて同じことを何度も何度も乗り越えるまで繰り返されるのなら、お前はどう生きる?って。
後悔したことが誰でもあるだろう。
例えば、離婚したとか家族の誰かが死んだ、もしくは病気になった、貧乏になった、勉強ができない、友だちと喧嘩した、部活を辞めた、いじめられている、仕事ができないとか。
いくらでも、悩みは出てくる。
でも、そんなの、お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも、みんな同じような危険な目にあってきている。
だから、自分だけじゃないって考えると、大した問題じゃないって思う。
乗り越えなきゃずっとそうなるのなら、ずっとやり続ければ良い。
いつ、もう良いよって言われるか分からないけど、でも、許してもらえるまでやり続ける。
それが生きるってことだと思う。
生まれ変わっても同じでなら、さっさと受け入れて自分自身を世界に合わせて生きて行くしかない。
生まれる前から世界はあった。いつ死んでも、またこの世に生まれた時、ちゃんと生きていけるように、この一回を大切に生きて欲しい。
死んでいった人たちは、きっと、何かを思っていたはず。だったら、今やるべきことは、その環境であなたに何ができるか。
それを待ってるんだろう。
願いを託して。
PR