最近、今までのことを考える時間が増えた。
私の今までってどれもこれも、ちぐはぐで、他人に説明できるような道を歩んでいない。
けど、すべての経験の共通点をあげれば、そこにあったのは、家族だった。
一人暮らしを始めたのも、父親の痛みや母親の痛み、社会に出て、何ができるのか、そういうことを調べるためだったと思う。
社会人一年目に教師をしたのは、教師の免許を取るって四年間思い続けてたから。
その思い続けてきたことを現実にやってみると、自分がいかに器の小さい人間かよく分かった。
そのときに抱え込んだ思いっていうのは、自分は生きていても仕方ないとか役に立てないから、はやくいなくなりたいとかもう無理、何したって無駄だとかそういう八方ふさがりの中にいたと思う。
涙をこらえて、お腹が痛いのもこらえて、足が痛いのもこらえて、頑張ってたけど、やっぱり、無理やった。
最後の最後で動けなくなった。
それがすっごく悔しかった。
だから、どうせ無理なんだからってことで、引っ越しをした。
一応、大阪になんとか帰れない距離ではないところに。
実家からは70キロから80キロ先だった。これは結果的にそうなっただけやけど。
っで、一回だけ、ママチャリでその距離をこいだ。
途中、意識不明になったの2回。
っで、2リットルの飲料を飲んでも足りないし、熱中症で死にそうになったけど、知らないおばちゃんから、塩分のタブレットみたいなんもらって、復活。
西宮名塩では死にかけた。笑
そのときにおとうさんにやめておいた方が良いよって言われたけど、もう名塩の直前まで来てたから、嫌やと思って、死にそうになりながらもゴールを目指した。
そんで、着いた。
もう意識がなくなりかけてたから、どうやって帰ったか覚えてない。
っで、そのときに脳裏に浮かんだ名言を一つ。
「しんどくて、涙を流している暇があるなら、その水分を汗に変えろ」ってなんか聞こえた。
っで、私の場合、頑張りすぎると、目を開けてても、映像がなくなることがある。片頭痛の前触れで、変な光が見えることもたまにある。だから、それを体調が悪いときの目安にしてる。
そんで、こっち来てから、むちゃばっかした。笑
慣れない仕事もしたし、簡単軽作業って言われてたところに入ったら、楽ちゃうし、死にそうになるし、片頭痛は起こすし、ゲロは吐きそうになるし、死ぬって思ったこともあった。
だから、マジで簡単なことでは弱音は吐かない自分になっていった。
そんで、死にもの狂いで仕事してるといろんな人に出会う。
こんな人もいるんだなあって世の中見ていると面白いなって思う。
私みたいなあほな人にはまだ出会ってないけど。
だから、その痛みの中で得たことっていうのは、消えてなくならない。
今、その痛みを抱えてないけど、それを経験したことによってどうなるの知っている。
だから、すっごくそれが楽しい。
もっと行動したい、もっとやりたい、もっと楽しみたいって気持ちがめっちゃある。
だから、うん、今、できることから逃げずに立ち向かおうとすること。
嫌やって思うことをわざとすること。
逃げたいって思うところをわざと逃げずにやってみること。
その中でしか得られないことが確かにあるから。
だから、へたくそでも、なんでもいいから、やってみてほしい。
誰かと比べたって、しょうがないし。
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