自分は元来、変人として生きてきている。
私がもともと変な人間だからなのか、少し変わった人を好きになる傾向がある。
っで、この前、林修先生の生きざま大辞典を見ていたとき、この人が紹介されていた。
大好きにならずにはいられなかった。
私は、数学ができる人が好きだ。
なんていうか、論理的思考にすごい憧れる。
私にはない発想があるから、それに心が打たれてしまうのだろう。
さて、岡潔ってどんな人?ってことで、覚えている限り、紹介したい。
この人は天才って人から言われているんだけど、本人曰く、私は天才でもなんでもありません。これは努力ですって言ったらしい。
そして、公園に行って、一人で大声で歌ったり、起きた瞬間布団の中で数学の問題を解いたり、晴れの日に女物の傘をさして、長くつで出かけるような変人だったらしい。
電車は靴を脱いで、外を見て、正座して、景色を眺めていたらしい。
どうしてそんなことをするのか?って聞かれたら、大声で歌うのは、脳に良いから。布団の中で数学の問題を解くのは、どんな場所でも解くという作業は同じだから、その方が合理的だと考えるし、女物の傘をさしていたのは、女学生から借りた傘を乾かすため。長くつをはいていたのは、脳に振動がいかないようにするため。電車で景色を眺めていたのは、何かを発見できるからって言ってた。
努力ってすごいんだなって改めて実感させられる。
私は、劣等生だったから、賢い人、頭の良い人に憧れを持っているのは事実。
ただ、自分がバカって分かっていたから、教員免許は取ったけど、結局、形式ばっかりにこだわっていたから、中身のない自分ができあがったのも事実。
昨日、今日始めたスポーツのアマチュア選手が、ユニフォーム着て、いきなりプロの試合に出される感じ。
そりゃあ、死にかけるでしょ。
一生懸命やるでしょ。
ケガもするでしょ。
でも、ただその死にかけたおかげで、今の自分がやっとできあがったって感覚はあるから、ちゃんと確実に足をつけて、行きたいと思う。
考えてきた分だけ絶対意味のある未来を創っていると思うから。
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