兄がこのアニメ観ろってうるさいから、しばらく経って、時間ができたとき、見たんだ。
そしたら、涙がとまらなくなった。
1話からなんとなくこうなるなっていう展開は読めてて、どうせ、こうなるんだろ?って思ってた。
そしたら、その通りにある程度なったけど、最後、泣いてしまった。
今まで主人公は絶対幸せになってた。その過程に厳しい試練を与えられることがあるのが、物語を作るうえの常識だけど、最後のは泣いた。
あまりにも、あっけなかったから。
でも、二人がタッグ組んで、歩んでいく姿は、何物にも代えがたいものなんだってことだけは分かった。
もし、例えば、ああいう風に誰かを助けたり、誰かに助けられたりを繰り返して、絆が深まるんだとしたら、それ以上の生き方はないなって思う。
何より心に響いたのは、最後のかばんちゃんの言葉。
「見るからにダメで、なんで生まれてきたのかも分からない僕を受け入れてくれて、見守ってくれて、、、、ありがとう」
って言ったんだ。
涙が止まらんくなった。
それと同時にあることを思い出した。
日本の歴史にあった特攻隊のこと。なんか、日本を守ってくれた人たちの心が自分の中に蘇って、このままではいけないって思うから、何かしなくちゃいけないって思った。
自分自身の涙の意味を自分自身で解くしかないって思った。
なぜ、燃え上がるのか。なぜ、こんなにも弱い人間なんだって思った。
それが、もう本当、腹立たしくて仕方ないって思った。
全部学びたい。全部知りたい。その絶対的な好奇心を糧にしばらくは突き進んでみようと思う。
何が起こるか分かっていたら、つまんないし、どんなことがあっても、自分が自分であることには変わりない。
だったら、その体で全部感じてしまえば良い。
どこまでできるとかできないとか関係ない。
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