私の祖父は、電車の運転手だった。私の父は、転職を繰り返した後、公務員になった。母は、銀行員で、兄はサラリーマン。
私は、転職をしながら、今は飲食店の従業員でおさまっている。
けど、今まで出会ってきた人で、仲良くなった人たちの共通点がたった一つある。
それは、天皇だった。
日本最古の家族。
天皇は神であると戦前は言われていた。
けど、第二次大戦後、アメリカからマッカーサーが来て、日本を変えていった。
社会人になって、いろいろな人たちに出会えば、出会うほど、闇があることを知る。
沖縄の普天間基地移設問題もただのニュースだと思っていたが、現地に住む人々の話を聞けば、強姦、暴力、殺人、などあらゆる問題がそこにはある。
明治時代、尊皇攘夷運動を成し遂げようとした志士たちの気持ちがようやく理解できる。
天皇を一つとして、日本の独立を考えた吉田松陰。
吉田松陰の開いた松下村塾。その門下生たち。高杉晋作や久坂玄瑞などの維新たち。
幕府を倒せと吉田松陰は考えていた。だって、いきなりペリーが来て、日本に開国をせまり、それに応じなければ、武力で支配すると言ってきて、幕府は、それに応じようとしたから。
それではダメだと吉田松陰は考えて、いろいろ行動する。
ペリーが日米和親条約を結んでしまい、その当時、日本国から出ることを幕府が禁じていたから、吉田松陰が世界を見聞したいという野望はことごとく潰えたが、その心をついだ次世代を育てあげたのだから、彼の生き方には意味があった。
だから、教育者、思想家である吉田松陰が私は大好きなんだ。
自分の命をかけて、日本を変えたいと思った彼の思い、彼の思いを受け取った門下生。
その後、日本の中に西欧の文化が普及したことは言うまでもない。
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