日本にカースト制度があったなら、自分はこんな範疇に属していたと思われます。
江戸時代風にいえば漁民。
船に乗っているわけではないのですし、所詮は事務職の勤め人なので実感は沸かないのですが、そういうことになります。
士農工商だと魚屋は商人なのですが、では漁民はどの辺りなのか。
昔から絶対にあった職業なのですが、その辺があやふやです。
ずっと前から、ひたすらマイノリティーな存在で、ゾンザイな扱いを受けていたのか?
それに比べると農業に従事されている方はうらやましい限りです。
農業協同組合。略して農協。訳してジャパンアグリカルチャー、再び略してJA。
この国では税務署と警察の次に怖い。金庫のかわりに米倉を持った税務署、武器を持たない警察予備隊のような存在だとされています。
それに比べて漁業協同組合連合会。
その昔、東洋一の遠洋漁業港とうたわれた漁港で漁業に携わる職についている自分にとってすら、積立貯金をしてくれるところでしかありません。
上手く組織が組成されておらず、ローカルだったり扱う魚種だったり、それぞれ細かく分かれていて統一性がない。そんなところがこの業界の味わい深さではあるのですが、攻められると守りきれないという弱さもあります。
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