昨日、改めて、言葉にしてみて、驚くべきことが分かった。
そんなの当たり前でしょ?ふつうでしょ?って言われてしまうかもしれないけど、ちゃんと言葉にして分かったことだから、ここに書き留めておきたい。
では、どんなことか。
小さい頃は、なんでもできる。後でやるから大丈夫。なんて思ってた。
でも、年齢が上がるにつれ、みんなと自分との差に大きな差ができはじめてて、自分は後でやってもみんなより上になれるなんてどっかで思ってた。
でも、思考力って言うのは、たった一日で変わるものではなく、だんだんと時間をかけて、ゆっくりとじっくりと変っていくものだって、思った。
昨日、言葉にして初めてはっと気が付いたのは、一日や二日、三日、一週間、がんばったことは、やがて、プラスにどんどん積み重なっていき、そしてその先に前の自分では考えられないようなことができるようになっていくようになるんだってこと。
一日、勉強しましたって言う人と、一年、勉強しましたって言う人、どっちが強いと思う?
時間をかけてやった人の方が、その分、強くなっているって思う。
最初はやる気満々で、意気揚々に、進んでいくが、やがて、疲れが出て、満身創痍、休むところもなく、とぼとぼ歩いて、死にそうになりながら、どんどん進む。途中、やめてしまおうか、こんなことをやってどんな意味があるんだ?何の意味があるんだなんて疑心暗鬼になって、でも、そんな風に、やめたくなる理由は、やればやるほど、出てくる。
それでも、やりたいと思う気持ちを持ち続けること、それが、情熱になるんじゃないか?
できないなんかない。きっとできるって弱々しい自分が本気でそうなるために思えるもの、それをするために、練習があるんじゃないか?
自分が決めたことをやり遂げられる力を後から裏付けるためにあるもの。
それが、自分を育てる材料になる。
だから、何かを成し遂げた人にしか得られないものがあるように、誰かが何かをした過去があること、それが、今を生きる上で、知るべきことなんだと思う。
世界は生まれる前からあった。自分が生まれてくるまでの時間にあったことを知ること。それが、自身を手助けするものなんだろう。
だから、自分のやっていることと誰かのやっていることを比べた時、自分がいかにダメか気付く。
同じ人間だったんだ。ただ同じことをしてこなかっただけ。その過ちに早く気付けってまるで、昔の人は言っているように思う。
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