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調子に乗っているころ

調子に乗っているころの調子に乗っていた国の皇太子が留学をしてしまうような悪いところなのですが、まあそのへんがエゲレスの「味わい深さ」なのかも知れないです。つまり、シニカルなところ。
とくに、ジョークの他虐殺傷能力は他の民族とは比べものにならず。とってもシュールです。たとえばこんな感じ↓
問題1:ある人が道路を横切るのにちゃんと横断歩道を渡ったのに車に轢かれましたなぜでしょう
答え:路面は鳩の糞で真っ白だったのですが、横断歩道だと思っていた場所は実は有色人種のひとが寝ていただけだったからです。
さすが、大英帝国。グレートでブルターニュな感じが他国の追随を許しません。

そんなイギリスなのですが、たとえば、同じ皮肉でも、こんなことが一番クールだと思われているフシがあります。
『何の意味もない土地を取りに行く連中』
『おごってよわいものイジメばかりをやっている連中』=アメリカをけなす。
そしてそんな国の子分に成り下がっているこの国(イギリス)をけなす。
しかも、片手に持ったブランデーグラスをグルグルしながら発するパーティージョーク的にではなく、せっぱ詰まってキレ気味に叫ぶ、「こんな国の空気を吸っていること自体がむかつく」みたいに。

多分、イギリスの某に引かれているのはこの辺のところだと思います。カウンターなカルチャー的なもの。ロンドン、ヨークシャーにバーミンガム。イギリスの領土で是非行ってみたいと思う場所は無く(あえて行くなら北アイルランド)、おそらく食い物も不味く、いやーな視線でシニカルに笑う老紳士がたくさんいそうな国なのですが。まあ、イカすアナーキーなエントロピーを熟成させる羊水として必要な器なのなら、それもアリなのかもしれないです。
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