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打ち明けてしまうか悩んだんだけど。

なんか隠しとくのもイヤになったので。

僕には彼女がいます。

もう１３年くらいの付き合いだろうか。

古き良き佳い女ってヤツかな。

最近、そんな彼女と倦怠期を通り越して、再び愛情に火が付いたの。

毎日話して、仕事まで付いて来て。

ベッドでもいつも一緒。

けどね。

ふと思ったんだよね。

彼女と一緒にいるのが当たり前過ぎて僕はプライベートが無くなってるなって。

だから、買い物しながら今日は１人で考え事がしたいんだよ。

って、伝えてみた。

彼女はただ黙ってた…。

それでも、いざ１人の時間を満喫しようとしても無理だった。

やっぱり彼女が好きだ！

ああ、ああっ！早く彼女に逢いたい！

彼女を抱きしめたいんだっ!!

離れられなかったのは僕だったんだね。

僕は急ぎ帰って玄関を開けた。

ほんの数ｍの彼女との距離が僕を邪魔する

涙が溢れ出す。

頬を伝う感情が風に乗って流れれてく

あと数Ｃｍ…

あと数ｍｍ…

指先が彼女に触れた。

あ。

天気予報観なきゃ顔

僕はガラ子phone toを脇に置いたー。

～ﾒﾃﾞﾀｼ、ﾒﾃﾞﾀｼ手（チョキ）～