図書館で本をたくさん借りるのだが、8割くらいは読まずに返している。
それでもまた、毎週のように本を借りている。
いったい、何のために本を借りているのかわからない。
本を探す手間や借りた本を持って帰る手間(本は重い!)ばかりかかって、
何もいいことがない。
しかし、全然やめられないし、明日もまた別の本を借りるつもりでいる。
読書をしないわけではないが、
やはり仕事をしていると読む時間が確保できない。
通勤電車で過ごす往復1時間弱が、一日の私の最大読書時間だ。
だからページが全然すすまない。
1冊の本を1週間で読み終わることも難しい。
簡単な本なら一日で読むが、
簡単な本は読む価値がないか、
既に知っていることしか書かれていなかったりする。
しかも、図書館から本を借りているのに、
わざわざ別の本を本屋で買って、それを優先的に読んでいたりもする。
そして図書館の本は読まずに返す。自分でも意味がわからない。
借りた本より買った本のほうが読まないと損とでも思っているのだろう。
くだらないバイアスに脳を支配されている。
家の中で本を読むこともあるが、数分持たない。
目の前にPCがあるからだ。なくても、本を読むと寝てしまう。
眠いからダメなのかと思って、
仮眠をとったあとに安楽椅子に座って読書を試したが無駄だった。
仮眠が嘘のように、また寝始めたのである。
最悪のパターンだ。これでは永久に寝てしまう。
一日が48時間あっても足りない。
最近では、自分が読書に向いてないのではないかと思い始めている。
本をスキャンして、脳に直接入れ込むことはできないだろうか。
読書は無理だが、情報は摂取したい。
しかしテクノロジーの進化がそこまで追いついていない。
紙の本がダメかと思って、
じゃあ電子書籍リーダーならいいかもと思ったが、
今でもPCで青空文庫を読もうとして一瞬で画面を閉じているので
あまり解決にはならないだろう。
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