さて、今日は『夏至』です。
その意味する通り、「昼間の時間が最も長い日」にあたります。
ただ、細かく分析していくと、非常に興味深いことが判明したんですね。
「数字バカ」のSheepが久々に本領発揮して、ご披露させていただきます(^_^;)
『夏至』…「昼間の時間が最も長い日」であることは間違いないのですが、「日の出」、「日の入り」がそれぞれ「最も早い・最も遅い」時刻になるとは限らないんですね。
というわけで、調べてみました。(時刻はすべて東京のものです。)
2017年。「日の出」が最も早い時刻は…
午前4時25分。
ただし、この時刻となる日は実は「今日」だけでなく、6月5日から今日21日までの17日間だったんですね。
そして、「日の入り」が最も遅い時刻は…
午後7時1分。
ただし、この時刻となる日は実は「今日」ではなく、6月24日から7月4日までの11日間となっています。
では、「昼間の時間が最も長い日」とはどういう意味なのか。
「昼間の時間が最も長い時間」になるのは、「14時間35分」。
6月19日。20日。21日。24日。25日の「5日間」がそれにあたります。
つまり、夏至以降、日の出の時刻が若干遅くなっても、そのペースより日の入りの時刻が早まるペースがゆるやかであるがゆえに起こることなんですね。
分かりやすくするために、上記の「5日間」の日の出・日の入りの時刻を列挙します。
6月19日。午前4時25分。午後7時。
6月20日。午前4時25分。午後7時。
6月21日。午前4時25分。午後7時。
6月24日。午前4時26分。午後7時1分。
6月25日。午前4時26分。午後7時1分。
ただ、きちんとコンピューターが「夏至」と定めている以上、恐らく「秒単位」での違いのため、今日6月21日が「正確な夏至」となるのでしょうね。
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