神様が『青いゾウ』を見つけた人を世界の王様にすると言った。
ドイツさんという人はそんなゾウがいるのか図書館に調べに行き、
イギリスさんはいるのかいないのか徹底的に議論しました。
アメリカさんはそれを探すために世界中に兵隊を派遣し、
日本さんは勤勉なので研究をかさね、科学技術でそれを造ろうとしたそうです。
で、オリンピックの開催が近いあの国。中国さんがまずやったことは・・
「とりあえず青いペンキを買いに行った」・・
なのだそうです。
結局、世界の王様は中国さんになったとか、日本さんになったとか結末は話す人によって違うのですが、そんな中国さんの鰻が、すくなくとも話題では巷を席捲した土用丑の日。自分も鰻を食べました。
値段を考えると、選択の余地はなく、当然の如く中国産。近所の某スーパー、○エツで1パック500円弱。国産(と原産地表記されている)ものの約半額でした。
食べてみると、おもったほどドロ臭くもなく、味もそこそこでした。
その昔、鰻の輸入を生業にする知り合いが(今はいろいろあって廃業)いたのですが、食品の産地表示がうるさくなかった時代によく、
「中国に浜名湖ってところがあるんだよ」
と言いながら、ずいぶんアクドイことをしていました。
当時は彼が云々というわけではなくうなぎ業界、食品業界全体の商慣習がそうでした。
「中国産だからってすべててが悪く、日本産だからすべてが悪いわけじゃない、どんなに卑劣な民族性をもっている国でもいい人はいるし、親切な人の国にも悪い人はいる」
と言いながらも、自分は絶対に中国産の鰻は口にしなかった知り合い。
そんなお前が言うなという話なのですが、そんな彼が言うだけに妙に説得力がありました。
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