どんな雑誌のどんな特集記事でも、
大抵は「どちらも一長一短」という、
クソ面白くない不可知論的立場をとる。
あれは読んでて白けるから即刻やめてほしい。
読者はどちらが良いかを知りたくて読んでいるのだから時間の無駄だ。
仮にオバケの特集記事があったとして、
結論が「いるともいないとも言えない」だったら、
例え立ち読みしてようがその場で雑誌を破って店のゴミ箱に捨てるだろう。
ともかく、この論争が始まったら必ずどちらが良いのか答えを出して頂きたいのだ。
ちなみに私の答えは賃貸派の勝利である。
ただし、金があり余っている場合に限り持ち家を推奨する。
不動産というのは良くも悪くもこの世にひとつのものだ。
この世にひとつのものを気に入ったなら、
金があるなら買うべきである。
例えば特定の住所じゃなきゃ嫌だとか、
建物からの景色に思い入れがあるとか、
そういう譲れない条件があって資金が潤沢なら買うべきだ。
しかし一般的には持ち家を勧められない。
理由は幾つもある。
ご近所リスク、高額ローン支払不能リスク、災害リスク、マンションなら廃虚化リスク、家族の増減による居住スペース変更のリスクなど、枚挙に暇がない。
これら全てのリスクを洗い出し、分析し、対策済みなら問題ないが、
大抵は直感やよくわからないこだわりで持ち家を選択してしまっている。
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